釣りをしているとなんかヘンな音がする…。
よくよく耳を澄ましてみると、自分のリールからの異音だったなんてことも。
釣行後のメンテナンスを行っていても、長年使っているとリールの不具合は出てくるものです。
そこでリールから異音がした場合でも、ちょっとしたことで解消されるケースもあります。
この記事ではリールからの異音について記載していますので、お悩みの方はぜひ参考にしてください。
負荷がかかったときに異音がする原因と対処法
家で空回しをしていると何も問題はないけど、釣り場でリールに負荷がかかると「シュルシュル」や「シャーシャー」「シャリシャリ」といった異音がすることがあります。結論から言うとこのような場合、ほとんどのケースでラインローラーが原因だと思われます。
そして以下にあげることを試してみると、以外と簡単に異音が解消されることがあります。
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①ラインローラーにオイルを注油してみる
釣行後のメンテナンスを怠っている場合、ラインローラーにオイルを注油するだけで異音が解消されることがあります。
ラインローラーはラインを巻き取るとき、常に海水を含んだラインと接触するため、使用後のメンテナンスをしていてもラインローラーが固着してしまう場合があります。
②ベアリングを交換してみる
ラインローラーに注油してみても異音が解消されない場合、ベアリング不良だと考えられます。ベアリングを洗浄することで回復することもありますが、ベアリング自体は安価なので新しいベアリングに交換するほうが良いでしょう。
ベアリングは釣り具屋でメーカー純正のものを注文できますし、ネットから購入することもできるので試してみましょう。
③ラインを交換してみる
ラインローラーやベアリングに問題が無さそうなのに「シャリシャリ」と異音がする場合は、PEラインを新しいものに交換することで異音が解消されることがあります。
PEラインは他のラインと比べ耐久性が高く、パッと見問題がないようなら長期間使いこんでしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし見た目上は問題がなさそうでも、意外とラインにはキズがついているものです。釣行回数によってもラインの寿命は異なりますが、気になったら早めに交換するほうが良いでしょう。
釣行後のメンテナンスをマメにしよう!
海水で使用した場合、釣行後には必ずリールメンテナンスをするようにしましょう。メンテナンスといっても真水で海水を洗い流し、たまにラインローラーに注油をしてあげる程度です。これをするだけで最近のリールは長持ちしますよ。
また定期的にオーバーホールに出してあげることで、より長く快適に使用することができます。
▼釣行後のメンテナンスには必須のアイテム