和歌山県の紀北に位置する加太漁港・加太大波止は、年中多くの釣り人が押し寄せるメジャースポット。
関西圏にお住まいされている方であれば、一度は足を運んだことがあるのではないでしょうか?
数年前には加太周辺にベイトが溜まり、1ヶ月以上も青物が釣れ続け多くのショアジギンガーがこの場所を訪れました。
この記事はそんな加太漁港・加太大波止についてご紹介させていただきます。
加太大波止・加太漁港
釣り場詳細
- 所在地:和歌山県和歌山市加太
- アクセス:阪和自動車道「和歌山北」ICから車で約30分
- 駐車場:あり(有料)駐車料金700円+清掃協力金200円(1人)
- トイレ:あり
- コンビニ:ローソン和歌山磯ノ浦店まで車で7分
淡嶋神社の前に組合が管理する駐車場があります。写真ではシャッターが閉まっていますが、日中は管理人さんがおり駐車料金(1日700円)を支払います。
夜中や早朝に着いた場合は管理人さんがいないため空いている場所に駐車し、釣りをした後に駐車料金を支払うことになります。
駐車場の奥に見えているのがトイレです。
お世辞にもきれいなトイレとは言えません…。
駐車場から加太大波止へ向けて歩いて行きます。写真の左側がテトラ帯となっています。もう少し進むと右手に小屋があり、そこで清掃協力金(200円/人)を支払います。ここも深夜・早朝は人がおらず、朝マズメに釣りをしていると波止のほうまで料金を回収しに来られます。
先端までは意外と距離がありクーラーボックスなど荷物が多い場合は、下のようなキャリーがあると便利です。
テトラの上は平坦になっていますが、穴が開いているので足を踏み外すさないように注意しましょう。
平坦なテトラの下は不規則なテトラが積まれており、非常に足場が悪くなっています。初心者の方やお子様などはテトラでの釣りは控えたほうがいいでしょう。
青物の釣果情報が回るとテトラでもこの釣り人の多さです(-_-;) とは言え、いつもいつもこんな状態ではありません。
先端付近の堤防は足場も良いため、ファミリーフィッシングにおすすめ!堤防はどちらかというとエサ釣りの方が多い傾向にあります。
加太どんなところ?
紀伊水道に面しているため潮通しは抜群に良く、いろいろな魚種が釣れます。先端付近の堤防は足場も良く、ファミリーから上級者まで多くの釣り人が押し寄せる人気の釣り場となっています。
また人気が高いが故に、一度青物の情報が流れるとシーズン時期の週末はおろか、冬の平日でも満員御礼になることも…。
特に赤灯台がある先端は一級ポイントとして知られ、前夜から泊まり込みをする強者もいるようです。
加太大波止の内向きは船の往来もあるため、投げ釣りは禁止となっていますので注意しましょう。
近隣には加太海水浴場や友ヶ島があり、シーズン時期には海水浴客や観光客で賑わいます。
どんな魚が釣れるの?
外向きは青物の実績が高く、カゴ釣りやショアジギングで狙うことができます。
ハイシーズンはブリ、サワラなど大型魚の回遊もあります。
内向きではサビキ釣りでアジや、シーズン時期にはタチウオも釣れます。
青物、アジ、アオリイカ、イワシ、カレイ、カマス、ガシラ、キス、グレ、サバ、サヨリ、スズキ、タチウオ、チヌ、マダイ、メバル、他
ショアジギングをする際のポイント!
加太大波止でショアジギングをする場合、外向きは潮流が速いうえ人が多いときは隣のアングラーとの間隔も狭く、軽いメタルジグでは横に流されしまいお祭り(糸が絡み合うこと)することになります。
メタルジグを使用する場合は60g以上のものがおすすめ!
釣り人が少ないときはライトなタックルでもいいですが、ロッドはMH以上の硬さのものがおすすめです。
大潮などであまりにも潮流が速い場合は、常にラインを張った状態のミノーやメタルバイブの使用がおすすめ。
大波止の中央付近にはゴミ箱が数ヶ所設置されています。テトラ帯にはゴミ箱がないため自分が出したゴミはその辺に捨てず、必ずゴミ箱へ捨てましょう。
きれいな釣り場を維持するため、釣り場を減らさないためにも、まず一人一人の行動が大切です。