振出(テレスコ)ロッド「シマノ・フリーゲームS96-M」を購入してみた!

バイクツーリングついでに釣りをしようと思い、シマノから発売されている「フリーゲーム」という振出(テレスコ)ロッドを購入してみました。

バイクは車と違い積載できる荷物が限られます。バイクで移動する際は、ロッドなどの釣り道具はザックへ入れ持ち運ぼうと思っていますが、今まで使っていた2ピースロッドでは当然ザックへは収納できません。そこで仕舞寸法の短いパックロッド(モバイルロッド)をいろいろ探した結果、価格も手頃なフリーゲームに辿り着いたという訳です。

ルアーロッドで振出式(テレスコ)を使うのは初めてですが、「果たしてロッドとしてのスペックはどうなのか」気になるところです。そこでツーリングがてら、早速試投へ行ってきました。

この記事ではコンパクトで携帯性に優れたシマノ「フリーゲーム」について記載しています。パックロッド(モバイルロッド)をお探しの方や、今後購入を検討されている方の参考になればと思います。

この記事はこんな人におすすめ
  • バイク・自転車・電車での釣行をする方
  • 旅行や出張先で空き時間に釣りがしたい方
  • 車へ積んでおくセカンドロッドほしい方
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フリーゲームはどんなロッド?

まずフリーゲームの特徴について説明していきます。

携帯性に優れたコスパ抜群のパックロッド

まずパックロッド(モバイルロッド)とは、仕舞寸法が短くコンパクトで携帯性に優れている竿のことを言います。

そしてパックロッドには振出(テレスコ)タイプ並継(マルチピース)タイプの2種類があり、フリーゲームは振出式(テレスコピック)になります。サビキ釣りで使う竿をイメージしてもらえれば分かりやすいでしょう。

ルアーロッドの主流は1ピースや2ピースロッドになりますが、仕舞寸法が長く携帯性には欠けてしまいます。また車に積む際にも、微妙にスペースをとってしまうのが悩みどころ。

その点フリーゲームは置き場所にも困らず、電車や自転車・バイクの釣行におすすめのロッドと言えるでしょう。またうれしいことに価格も1万円以内で購入できるコスパ抜群のロッドなのです。

さまざまな魚種に対応できるラインナップ

バスやトラウトをはじめ、アジ・メバルのライトソルトからエギングやシーバス、ライトショアジギングまでカバーする豊富なラインナップがあるのも嬉しいところ。

品番全長(ft.)全長(m)継ぎ方式継数(本)仕舞寸法(cm)自重(g)キャストウェイト
(g)
エギサイズ
(号)
錘負荷(号)適合ライン
ナイロン (lb)
適合ライン
PE(号)
本体価格(円)
S60UL-36’0″1.82振出371.9901~73~152~50.2~0.89,200円
S60L-36’0″1.82振出371.9902~125~203~60.3~19,700円
S66L-46’6″1.98振出458.51002~125~203~60.3~110,300円
S76UL-47’6″2.29振出467.61101~73~152~50.2~0.810,900円
S76L-47’6″2.29振出467.61102~125~203~60.3~111,300円
S80ML-48’0″2.44振出470.51355~352~3.58~254~120.4~1.211,800円
S86ML-48’6″2.59振出474.11405~352~3.58~254~120.4~1.212,200円
S90ML-49’0″2.74振出478.21505~352~3.58~254~120.4~1.212,600円
S96M-49’6″2.9振出482.21557~4810~306~160.5~1.513,400円
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フリーゲームS96M-4のインプレ

まず「90ML」にするか「96M」にするか悩みましたが、ライトショアジギングをメインに考えると96Mの選択になりました。なんでも万能に使うのなら、86MLが良いかもしれませんね。

  • 対象魚:タチウオ、シーバス、小型青物
  • キャストウェイト:7~48g
  • 仕舞寸法:82.2cm

デザイン

ブラックにゴールドのアクセントが入っており、「FREE GAME」の文字が高級感を感じるデザインになっています。

シマノオリジナルのリールシート。アップロック方式になっており、まずまずの造りといったところではないでしょうか。

グリップエンドは樹脂(プラスチック)になっており、価格相応といった造りです。

ティップカバ―が標準で付属されています。カバーの中には白いスポンジが入っており、トップガイドの破損を防いでくれそうです。

竿の継数は4本になっており、2、3本目の部分はツヤなしの塗装になっています。上の写真を見てもらえればわかると思いますが、継ぎのところで色が違っているのがわかるでしょうか?

おそらく振出式の構造上仕方ないのかもしれませんが、少しチープな印象を受けます。

ガイド

ガイドはトップのみSiCリング」が使用されており、その他はおそらく「Oリング」になっています。

またライントラブルを軽減してくる「Kガイド」ではありませんが、このあたりは価格を考慮すると仕方ないでしょう。

次にあげる点は振り出しロッドの宿命と言えるでしょう。

  • 釣りをする前にガイドを一列に揃えるのがめんぞくさい…。
  • 釣りをしている間に少しずつガイドの列がズレていくかもしれない…。

ガイドがズレているとキャストした際にライントラブルの原因にもなり、最悪ロッドの破損にも繋がってしまいます。そのため頻繁にガイドをチェックする必要があります。

仕舞寸法/自重

購入した「S96M-4」の仕舞寸法は82.2cm。ストリームトレイル40Lにロッドを収納すると少しロッドが出てしまいます。バイクでの移動を考えると、欲を言えばもう少し短かったほうが有難いですね。
まぁこのくらいであれば許容範囲でしょう。

ちなみにロッドケースは付属されていないため、なにか代用できる別のケースに入れたほうがいいかもしれませんね。

機 種自 重
ディアルーナS96M141g
フリーゲームS96M-4155g

自重については、軽いと言われているシマノのディアルーナS96Mが141g、フリーゲームS96M-4が155gでその差は14g。振出ロッドにしては充分に軽い部類に入り、長時間の釣行でも問題ないでしょう。

実際にルアー投げてみた

自分の中では「ダルんダルん」か「バチバチ」に硬い竿をイメージしていましたが、良い意味で期待を裏切ってくれました!

ルアーはシーバスでよく使う20g前後のミノーや、ライトショアジングで使う30~40gのメタルジグをキャストしてみました。

実際にキャストしてみると意外とクセもなく、なんら2ピースロッドと遜色ないように感じます。

またルアーの飛距離も普通に飛びます!40gのメタルジグも普通にシャクれます!しかし搭載されているガイドやリングを考慮すると、数字上は多少なりとも飛距離は落ちているでしょう。

2ピースロッドに匹敵するきれいな曲がり

上の写真を見てもわかる通り不自然な曲がりはなく、振出ロッドとは思えないようなきれいな曲がりをしています。

ちなみにこの竿の曲がりは魚ではなく、海藻にルアーが引っかかっただけです…(笑)

合わせるリールの番手

今回は17ツインパワーXD4000XG(290g)を付けていますが、特に手元の持ち重りなども気になりませんでした。

おそらく「S96M-4」であれば合わせるリールサイズはC3000~4000番であれば問題ないかと思います。

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気軽に釣りをしたい方におすすめの1本

ルアーロッドで振出式を初めて使ってみましたが、良い意味で期待を裏切られました。自分が思っていた以上にロッドどしてのポテンシャルは高いなという印象です。

また一番懸念していたガイドやライントラブルですが、今回の試投ではガイドのズレやライントラブルは一度も起こりませんでした。しかしキャストの回数によっても変わってくるため、今後の釣行でなにかトラブルがあれば追記したいと思います。

今回購入したフリーゲームは、車に積んでおくセカンドロッドとしてのスペックはもちろんのこと、メインロッドとしても十分に釣りを楽しめるロッドだと思います。

電車や自転車、バイク釣行が多いアングラーには、携帯性の高いモバイルロッドとしておすすめだと思います。