ダイワの小型スピニングリール「15レブロス」はコスパ抜群の人気リールでしたが、そのレブロスがLTモデルにリニューアルされました。
“LT(LIGHT&TOUGH)”とはもうみなさんご存じの通り、”軽くて強い”というコンセプトのリールです。
さらにレブロスLTは前作より大幅な軽量化やATD(オートマチックドラグシステム)を搭載しています。
しかし、1万円以下の価格帯では絶対的な地位を築いている「レガリスLT」があります。レブロスLTの発売で今後はどちらが買いなのか?!
今回は「レブロスLT」と「レガリスLT」を比較してみました。
スペック
ライトゲームでよく使用される2000番でスペックを比較してみます。
レブロスLT2000S | レガリスLT2000S | |
---|---|---|
巻取り長 | 68cm | 68cm |
ギア比 | 5.2 | 5.2 |
自重 | 200g | 190g |
最大ドラグ | 5Kg | 5Kg |
ベアリング ボール/ローラー | 4/1 | 5/1 |
本体価格 | 8,700円 | 10,000円 |
レブロスは前作より35gの軽量化をしていますが、自重はレガリスが10g軽くなっています。どの番手を比較しても大体10gほどレガリスが軽くなっています。
実売価格はアマゾンで調べたところ、レガリスLT7,043円、レブロスLT6,049円(2020年1月Amazon調べ)となっており価格差は1,000円ほど。
テクノロジー
次にリールに搭載されている機能、仕様を比較してみます。
レブロスLT | レガリスLT | |
---|---|---|
LTモデル | 〇 | 〇 |
ATD | 〇 | 〇 |
エアローター | 〇 | 〇 |
タフデジギア | 〇 | 〇 |
スプール | LC-ABSスプール | LC-ABSスプール |
マグシールド | ― | ― |
大きな機能・仕様についてはレブロス、レガリスともに違いはありません。
ラインナップ
次にラインナップですが、レブロスは6000番までの全12種類に対して、レガリスは5000番までの全11種類となり、微妙にラインナップ、ギア比も異なっています。
※共通の番手以外は赤字
レブロスLT | レガリスLT |
---|---|
LT1000S | LT1000S |
LT2000S | LT2000S |
LT2000S-XH | LT2000S-XH |
LT2500D | LT2500D |
LT2500S | LT2500S-XH |
LT2500S-H | LT3000D-C |
LT3000D-C | LT3000-CXH |
LT3000-CH | LT3000S-C-DH |
LT3000S-CH-DH | LT4000D-C |
LT4000-CH | LT4000D-CXH |
LT5000D-CH | LT5000D-CXH |
LT6000D-H |
■ LTシリーズ製品 品番の読み方
出典:ダイワ
2000番を除いてレブロスは「ノーマルギア」か「ハイギア」、レガリスは「ノーマルギア」か「エクストラハイギア」となっていますね。
まとめ
20レブロスLTと18レガリスLTを比較しましたが、もう一度まとめておきます。
- 実売価格が1,000円ほどちがう
- レガリスの方が10gほど自重が軽い
- レガリスはボールベアリングが1つ多い
- レガリスはハンドルノブ交換、ベアリング追加ができる
個人的には1,000円ほどの価格差であれば、ボールベアリングが1つ多く、ハンドルノブも交換できる「レガリスLT」の方がいいかもしれませんね。
ただとにかく安価で抑えたい方や、希望の番手があるなどレブロスLTを選ぶ選択肢も全然ありだと思います。
ただどちらのリールもコスパ抜群なのは間違いないですね!
● 20レブロスLT
● 18レガリスLT