近場の堤防であればロッドケースは使わず、ロッドにベルトを巻き、丸裸のまま持ち運んでいますが、渡船を利用し沖堤防や沖磯へ渡る場合はそうはいきません。
とくに沖磯へ渡礁する際、同船する釣り人が協力してリレー方式で荷物を受け渡しますが、このときロッドが丸裸だと傷や破損の原因に繋がります。
荷物をスムーズに受け渡ししやすいように、ロッドケースに入れておくことが渡船を利用する上でのマナー。
また波やウネリがあると荷物も乱雑になりやすく、その様な時でもハードタイプのロッドケースなら安心です。
しかしハードタイプのロッドケースはそこそこな値段がします…。
手頃なものはないかと探していたところ、シマノのロッドケースが良さそうだったので購入してみました。
シマノ/ロッドケース ストレート RC-035Q

ラインナップ
品番 | カラー | サイズ | 内寸(cm) | ポケットサイズ(cm) | 重量(kg) | 本体価格(円) | 商品コード |
---|---|---|---|---|---|---|---|
RC-035Q | ブラック | 125P | 9×13×125 | 5.5×10×91 | 1.79 | 6,500 | 48685 1 |
RC-035Q | ブラック | 145P | 9×13×145 | 5.5×10×91 | 2.06 | 7,000 | 48686 8 |
RC-035Q | ブラック | 160P | 9×13×160 | 5.5×10×91 | 2.06 | 7,600 | 48687 5 |
RC-035Q | ブラック | 155S | 9×13×155 | – | 1.82 | 5,900 | 48688 2 |
RC-035Q | ブラック | 185S | 9×13×185 | – | 2.20 | 6,300 | 48689 9 |
RC-035Q | ブラック | 215S | 9×13×215 | – | 2.31 | 6,700 | 48690 5 |
ロッドケースのサイズは125cm~215cmまで6タイプのものがあり、手持ちのロッドの長さに合わせてサイズを選ぶことができます。
ショアジギングやショアプラッキングで使用頻度が高い、10フィート(2ピース)のルアーロッドであれば仕舞寸法は157cm、またサーフやヒラスズキで使用するような11フィート(2ピース)のロッドであれば、仕舞寸法は171.4cmとなります。
ロッドケースのサイズは、「185S」ならほとんどの長さのルアーロッドを収納することがきますね。
ハード素材内蔵で大切なロッドを衝撃からガード

写真では分からないと思いますが、生地にはプラスチックのようなハード素材が内蔵されており、ロッドへの衝撃を和らげてくれます。
ソフトタイプのロッドケースであれば、置きキズは防げますがやはり衝撃には弱く、不意にロッドケースをぶつけてしまい中で穂先が破損なんてことも…。
その点ハードタイプであればロッドケースの重量は重くなりますが安心です。

底面はさらに丈夫な構造になっており、ロッドケースを縦置きした際でも問題ないでしょう。
ルアーロッドは何本入るのか?

メーカーの収納目安はルアーロッドが2本となっていますが、いざロッドを2本収納してみると意外にスペースが!?

これならもう少しロッドを収納できそうです。

上の写真はショアジギングロッド2本、シーバスロッド2本の合計4本収納した状態です。
意外とゆったり収納できちゃいました。ロッドがケース内で暴れないように、内側に付いているバンドを締め固定します。
※メーカー推奨本数より多く収納しすぎると、ロッドの破損に繋がる恐れもあるため自己責任で。
まとめ

【良かったところ】
・ 価格が安価でコスパ抜群
・ 安全にロッドを持ち運ぶことができる
・ デザインもスマート
・ 収納力がある
【悪かったところ】
・ リールを装着したまま収納できない
沖磯・沖堤防など渡船を利用する場合、アングラーが多いときは特に荷物も乱雑になりやすいためロッド―ケースがあるとたいへん重宝します。
また磯は堤防と違い地面が凸凹しているため、タックルボックスに付けているロッドホルダーでは不安定です。となるとタックルを直に置くことになりますが、タックルをロッドケースの中に置くだけで細かなキズから守ることができます。
このロッドケースは価格が1万円以下で購入でき、ハード素材内蔵、造りもしっかりしていておすすめ!
ロッドケースを放り投げたりよほど雑な扱いをしない限り、充分にロッドの破損を防ぐことができると思います。
釣具はロッドやリールにお金を使いがちですが、大切なロッドをキズや破損から守ることができるロッドケースの購入もお忘れなく。
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