釣り道具を持ち運ぶ際はバッカンやリュック、ウエストバッグなど、釣りをする場所や狙うターゲットによってさまざまです。
上記の中でもリュックはたくさんの荷物を釣り場へ持ち込むことができ、尚且つ両手がフリーに使えるメリットがあります。
今回紹介するStream Trail(ストリームトレイル)ドライタンクは、すでにアウトドアシーンで人気のバックパック(リュック)です。
防水性能が高く、デザインもお洒落なため、多くの釣り人が愛用しています。とくにバッカンなどを釣り場に持ち込みにくい、地磯でのロックショアゲームに最適なバックパックです。
ストリームトレイル/ドライタンク40Lのレビュー(インプレ)
防水性能は文句なし

このバッグの一番の特徴は、何と言ってもズバ抜けた防水性能でしょう。
使用されている表面素材の「ターポリン」はテントなどにも使用されており、ポリエステル系の繊維を合成樹脂フィルムで挟さんで溶着したものが採用されています。水に強く過酷な状況下でも裂けたりしにくく、摩擦にも強い生地のため釣りにピッタリ!


開口部は防水加工を施したフラップをロールダウンすることにより、防水性能を発揮するようになっています。
フロントポケットは止水ファスナーが採用されていますが、完全防水ではないため濡れてはいけない大切なものはバッグの中に入れるほうがよいでしょう。
大きさは40Lがおすすめ


40Lサイズはかなりの容量の荷物を収納することができます。バッグ内には区切り等がなくシンプルな構造になっています。開口部は一ヶ所しかないため、一番底に入れた荷物は手探りで底から取り出す必要があり、決して使い勝手が良いバッグという訳ではありません。
自立する

これはかなりのお気に入りのポイントです。生地がしっかりしているおかげで、バッグの中身が半分以上空いている状態でも自立してくれます。
荷物の出し入れの際は自立してくれる上に、開口部が広いため取り出しもスムーズに行うことができます。ただ先程も言ったように、底のほうに入れた荷物は取り出しに苦労します。
丸洗いできる


バッグ内部も表面と同じような素材になっており、魚を入れ汚れたときでもザバッと水を入れ洗うことも可能です。
ドライタンクの60L、40L、25Lには「ドレインプラグ」が付いています。バッグ内部の水や空気を抜くときに使用するようですが、実際に使ってみると開閉しづらかったため、個人的にはあまり使うことはなさそうです。
耐久性がある


バックパックの底部の耐久性は重要です。地磯や沖磯で使用する場合、磯によってはゴツゴツと尖った磯も多くあります。ドライタンクは裂けにくく、摩擦にも強い生地が使われているため、今のところ何の問題もなく使えています。
身体にフィットする

防水性能と並んでこのバッグのお気に入りのポイントです。
ショルダーハーネスの微調整ができ、チェストストラップとウエストハーネスが付いているため、体にしっかりとバッグをフィットさせることができます。
そのためかなりの量の荷物を入れバッグを担いだとしても、腰しでもリュックを背負うことができ肩への負担を軽減してくれます。地磯では場所によっては1時間山道を歩き、釣り場へ足を運ぶケースもあるでしょう。そんな時はこのバッグがあれば雨が降っても心配することもなく、重宝することは間違いないでしょう。
DRY TANK 40L D2(ドライタンクD2)のラインナップ
サイズ
ドライタンクには5種類のサイズ(18L、25L、33L、40L、60L)があり、下の写真は40Lのサイズになります。普段使いでは少し大きすぎますが、釣りで使用する場合なら40Lが一番汎用性がありおすすめ。

- サイズ: 幅33×奥行28×高さ56cm
- 素 材:ターポリン、ポリエステル
- 重 量:約1,400g
- 防水レベル:雨や飛沫などに対応。落水においても短時間であれば防水性は保てます。

実際に成人男性がバッグを背負うと、上の写真ようなサイズ感になります。
カラー

40Lのカラーラインナップには「イエロー」「ブラック」「ホワイト」「エメラルド」「ブルー」「オリーブ」の6種類があります。
※各サイズによってカラーラインナップが異なります。
ドライタンクを持って釣りに出かけよう!

ここまでは良い点ばかりをお伝えしてきましたが悪い点を1つ挙げるとすれば、あまりにも人気のため釣り場に行くと同じリュックを持っている方が複数人なんてことも…。人と被るのがイヤな方は避けたほうがいいかもしれませんね。
しかしデザインや防水性能などを考えると、唯一無二のバックパックだと思います。
コメント