「ムコイチ」こと武庫川一文字は武庫川河口の沖合にあり、東西に約4.5kmになる巨大な沖堤防。
関西圏からのアクセスも良く、四季折々の釣りが楽しめるため、ファミリーからベテランアングラーまでが通い詰めるメジャーフィールド。
青物、タチウオ、シーバス、チヌ、マダコなど、釣れる魚種も豊富でハイシーズンには巨大な堤防にズラッと人が並ぶ光景は圧巻‼ まさにショアジギングのメッカ‼
この記事では武庫川一文字への行き方などを解説していますので、沖堤防に初挑戦しようとお考えの方は是非チェックしてみてください。
「武庫川一文字」への行き方
武庫川一文字は陸地とつながっておらず沖合にあるため、渡船を利用し一文字へ渡してもらう必要があります。
現在、武庫川一文字への渡船業者は3社あり、利用する渡船業者によって一文字の利用できる場所が決まっています。
※東側(カーブ側)から①番となり、最終西側が9番となっています。

久保渡船
ホームページ | http://www.kubotosen.com/ |
渡し場所 | 1番 |
駐車場 | あり(無料) |
武庫川渡船
ホームページ | http://www.amagyo.com/ |
渡し場所 | 2番~6番 |
駐車場 | あり(有料) |
西野渡船
ホームページ | http://www.nishinotosen.com/ |
渡し場所 | 7~9番 |
駐車場 | あり(無料) |
「武庫川一文字」のポイント

出典:カンパリ
武庫川一文字は沖に面しているため、堤防全体がポイントになります。変化がある箇所は両先端の①、⑨番と、2番のカーブになっているところになります。
外向き

外向きは階段が設置されており、階段を登った上で釣りをします。足場の幅は1mほどと狭いですが、高所恐怖症の自分でも大丈夫でした。

5m間隔ぐらいの均等に設置された階段のおかげで、人が多くても隣との間隔が保たれています。
青狙いであれば間違いなく外向きに分があります。カーブ付近は青物が小魚を追い込んでボイルすることも。
※大潮の干潮時外向きは6mほどのランディングネット(タモ網)の長さが必要になります。

沖向きの水深はおおよそ10m前後になります。
潮が動いていないときなら40gのメタルジグでボトムをとることができ、大潮などの潮がよく動くときは少し重めの60gのメタルジグを用意しておけばよいでしょう。
外向きの手前はカケアガリになっており魚が着いていることもあるため、足元まで丁寧にルアーを引くようにしましょう。
内向き

内向きは足場の幅が4mほどあり広々しているため、ファミリーや初心者の方でも安心して釣りをすることができます。
晩秋の時期であれば、外向きに限らず内向きでもタチウオの釣果を上げることができます。
【武庫川渡船】沖堤防に渡るまでの流れ

6月某日、朝マズメ青物を狙いにショアジギングへ行ってきました。
現地には3時半すぎに到着しましたが、駐車場のゲートが4時前にならないとオープンしないため、ゲートの入口からズラッと車が並んでいます。

ゲートがオープンしたら車を止め、事務所横にある利用者名簿を記入し受付で渡船料を支払います。渡船料を支払う際に「番号札」を渡されますが、帰りの船を降りる際に返却するため失くさないように持っておきます。
それではタックル等を持ちいざ乗り場へ!スタッフの方が誘導してくれますので初めての方でも安心。列に並ぶ際に何番に降りるか聞かれますので、事前に考えておきましょう。

ホームページでは1番船が5時(季節により変動)になっていますが、人が多いときは前倒しで出船します。当日は人が多かったこともあり、やっとのことで3番船に乗ることができました。

船に乗ったらタックルとタモは手に持ち、タックルボックス、クーラーボックスはデッキ(船の中央付近)に置いておきます。船が大きいため少々の人数が乗ってもゆったりしています。一文字へは5分ほどで着くため船が苦手な人でも大丈夫でしょう。
降り場に着いたら船長が何番かアナウンスしてくれるので、自分の降り場が来たら荷物を持ち、慌てずに一文字へ渡ります。3番船でも5時前には一文字へ渡ることができました。
あとは準備をして釣りをするだけ(^O^)/
船は最低でも1時間に一回は見回りに来てくれるため、トイレが心配なお子様や女性の方でも安心です。

また武庫川渡船さんは受付時に帰る時間を伝える必要がなく、帰りたくなったら来た船に乗船すればOK!
午前中に釣れれば10時ごろに帰るも良し!釣れなければ夕方まで粘るのも良し!
「武庫川一文字」での必需品と便利アイテム
ライフジャケット
渡船を利用する際は「ライフジャケットの着用が義務化」されています。もしお持ちでなければ渡船業者さんで無料レンタルもしています。
船に乗るときだけでなく、釣りをする際も万が一の落水に備えてライフジャケットは着用するようにしましょう。
▼ライフジャケットについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
クーラーボックス
沖堤防には自販機等がありませんので、夏場の暑い時期は飲料を入れたクーラーボックスが必須となります。 タックルなどの荷物もあるので、キャリー付きのクーラーボックスなら移動も楽チンです。
▼ショアジギングにおすすめのクーラーボックスはこちらをどうぞ。
日よけ
夏場の暑い時期は熱中症対策が必須です。日差しから隠れる場所がほとんどないので持参すると大変重宝します。お子様のいらっしゃるファミリーさんには特に必須アイテムです。
ランディングネット(タモ)
内向きは2mもあれば充分ですが、外向きはかなりの高さになりますので6mほどの玉網が必要となります。せっかく釣れた大物を逃さないよう、事前に用意するようにしましょう。
▼ランディングネットをお探しの方はこちらをどうぞ。
コメント