【インプレ】堅牢と防水性能を兼ね備えた15ツインパワーSW4000XG

シマノのソルトウォーターシリーズ上位機種15ツインパワーSW。ステラSWと比較しても、なんら遜色のないリールです。

今回はそんな15ツインパワーSW4000XGを、ライトショアジギングで使用してみたインプレをご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

15ツインパワーSW4000XG

コンセプト

シマノのホームページからの引用です。

打ち付ける水しぶきと荒波の衝撃、暴力的な魚の引き。
過酷なソルトゲームを戦い抜くには、海水の浸入を許さない堅いガードと、どんな状況にもへこたれない圧倒的なパワーが必要だ。
ツインパワーSWはステラSWの構造を随所に採用し、独自のテクノロジーとの融合を果たした先鋭のアイテム。
「力」にこだわり、何よりも強さを優先した堅牢なボディはどこまでもタフ、パワーロスを極限まで排除した巻き上げ力は圧巻の一言。アングラーの本気を100%サポートし、問答無用のパワーとタフネスでソルトゲームを制します。

出典:SHIMANO

スペック

  • 品番:4000XG
  • ギア比:6.2
  • 実用/最大ドラグ:7/11kg
  • 自重:355g
  • スプール寸法:49mm
  • PE糸巻量:1号-500m、1.5号-320m、2号-210m
  • 最大巻上長:95mm
  • ハンドル長:60m
  • ベアリング数:11

※4000番はEVA製ラウンドノブです。5000番以降はCI4+ラウンドノブ。

技術特性

  • HAGANEギア
  • X-SHIP
  • HAGANEボディ
  • AR-C SPOOL
  • Xシールド
  • Xプロテクト
  • Xタフドラグ
  • Xリジッドローター
スポンサーリンク

15ツインパワーSW4000XGのレビュー(インプレ)

f:id:tepe1215:20181117204746j:plain

巻きのパワー

同じ4000番のリールと比較すると、巻きの圧倒的なパワーの違いに驚かされます!ハマチクラスであればゴリ巻きで寄せてこれます!

またメタルジグをシャクっていても、バイブレーションを巻いていても、巻きのパワーがあるおかげか疲労感がぜんぜん違います。

ヌルヌルの巻き心地

そしてシマノ特有のヌルヌルの気持ちいい巻き心地!ツインパワーXDとはまた違った巻き心地の良さです。

ギアはXG(エクストラハイギア)なので、巻きだしは多少の巻き重りはありますが、気になるほどの印象はありません。

f:id:tepe1215:20200128180908j:plain

ちなみにラインストッパー、回転切替えレバーはありません。回転切替えレバーは防水性能をより強固にするためだそうです。

タックルバランス

f:id:tepe1215:20200128180921j:plain

ショアジギングロッドのMクラスがちょうど良いタックルバランスだと思います。MH、Hクラスのロッドには5000番、6000番が良いと思います。

スポンサーリンク

『17ツインパワーXD』との比較

f:id:tepe1215:20181117180629j:plain

ツインパワーXDは「クイックレスポンス」シリーズとなり、マグナムライトローター搭載により巻きが非常に軽いのが特徴。

ツインパワーSWは「コアソリッド」シリーズとなり、巻き上げのパワーが強いのが特徴です。

防水性能、剛性については、どちらも遜色ないレベルだと思います。

機種ツインパワーSW4000XG ツインパワーXD4000XG
ギア比6.26.2
スプール寸法 (径mm/ストロークmm)49/1951/17
実用ドラグ/最大ドラグ7/11kg6/11kg
自重355g290g
最大巻上長95mm99mm
ハンドル長60mm57mm
ベアリング数
SA-RB/ローラー
11/19/1

大きな違いとしては自重とベアリング数です。ツインパワーSWはXDに比べ、自重が65gも重くなります。

手持ちのロッドとのタックルバランスも重要になります。個人的にはシーバスロッドでシーバス 、青物狙いなら「ツインパワーXD」、ライトショアジギングロッドで青物オンリーなら「ツインパワーSW」が良いかなと思います。

今後購入のお考えの方の参考になればと思います。最後までご覧いただき、ありがとうございます。