本格的なショアジギングを始めるならダイワ「ショアスパルタン スタンダード」がおすすめ!

ダイワから発売されている「ショアスパルタン スタンダード」は、2万円台で購入できる本格的なショアジギングロッド。

ライトショアジギングからヘビーデューティーなモデルまであり、ショアスパルタンシリーズのエントリーモデルとなるロッドです。デザインは至ってシンプルなブラック一色。

この記事ではプラグ用として購入した「ショアスパルタン スタンダード106H」のインプレなども含めご紹介しています。

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ショアスパルタン スタンダードの特徴・スペック

出典:DAIWA

主な特徴としては 高密度HVFカーボン、 X45、Vジョイント の3点になります。

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高密度HVFカーボン

ロッド性能に最も影響を与えるカーボンシートにおいて、ダイワはカーボン繊維そのものの高弾性化はもちろん、カーボン繊維を取りまとめる接着剤的な樹脂(レジン)量に着目。贅肉とも言えるレジンの量を減らして代わりにカーボン繊維の密度を高めた「高密度HVFカーボン」はより筋肉質でパワフル。強さと粘りを必要とするロッドに最適な素材となっている。
出典:ダイワ

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X45

竿は操作時・やり取り時など一連の動きの中で目に見えない「ネジレ」が発生し、操作性やパワーの低下などを引き起こす。こうしたネジレ防止の最適角度である±45°のバイアスクロスを巻きつけることでネジレを徹底的に防ぎ、操作性・パワー・安定性を向上させ、ロッドの性能を飛躍的にアップさせるダイワ独自のテクノロジー。
出典:ダイワ

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V-ジョイント

節の合わせ部分にダイワ独自のバイアス構造を採用。合わせ部のスムーズな曲がりを実現し、パワー・レスポンス・感度が向上。1ピースロッドのような滑らかな繋がりでロッド本来のパワーをロスなく発揮させることができる。
出典:ダイワ

ラインナップはライトショアジギングから、大型青物まで視野に入れたヘビーデューティーなモデルまで全7種類。

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アイテム 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径/元径
(mm)
ルアー重量
プラグ(g)
ルアー重量
ジグ(g)
適合ライン
PE
(号)
カーボン
含有率
(%)
メーカー希望
本体価格(円)
96M 2.90 2 150 245 1.9(1.8)/13.4 10-40 15-60 1-2 96 35,000
106M 3.20 2 165 260 1.8(1.7)/14.9 10-40 15-60 1-2 96 36,000
96MH 2.90 2 150 250 2.2(2.1)/14.4 20-70 25-90 1.5-3 98 35,500
100MH 3.05 2 157 265 2.1(2.0)/15.4 20-70 25-90 1.5-3 96 36,000
106MH 3.20 2 165 280 2.0(1.9)/15.4 20-70 25-90 1.5-3 97 36,500
96H 2.90 2 150 275 2.3(2.2)/15.4 20-80 30-100 2-4 97 36,000
106H 3.20 2 165 295 2.1(2.0)/15.8 20-80 30-100 2-4 97 37,000
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ショアスパルタンシリーズの比較

ショアスパルタンシリーズには3タイプのモデルがあり、最上位モデルが ショアスパルタン > ショアスパルタン コースタル > ショアスパルタン スタンダード となります。

大きな違いとしてはガイドとロッドの素材に違いがあります。

品名ショアスパルタンコースタルスタンダード
ブランク高密度HVFカーボンHVFナノプラス高密度HVFカーボン
ブランク補強3DX
ネジレX45X45X45
ガイドチタンフレームステンレスフレームステンレスフレーム
継ぐ目V-ジョイントV-ジョイントV-ジョイント
本体価格57,000~59,000円47,000~49,500円35,000~37,000円
実売価格(Amazon調べ)
※2019年8月現在
46,000~48,000円前後36,000~37,000円前後26,000~27,000円前後
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ショアスパルタン スタンダード106Hの使用感(インプレ)

まず自分が購入したものは、ロッドケースに印字されている内容と、ダイワのホームページに記載されている内容が違いました。
※正しくはダイワのホームページに記載されているものとなります。

106Hは10kgクラスの青物・シイラとなっていますが、実際は5kgクラスの青物・シイラが正しいようです。

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プラグスペシャルはティップがしなやか

実際に使用してみると「プラグスペシャル」というだけあって、ティップはしなやかでダイビングペンシルをアクションさせやすい仕様になっています 。

ダイビングペンシルはミスダイブが少ないように感じますし、ミノーを引いて来ても10.6フィートの長さを活かし、しっかりと足下まで引いてこれます。

逆にメタルジグはレングスがある分、しゃくりづらいというのが本音です。まずこのロッドを選ぶのであれば、やはりプラグの使用がメインになるでしょう。

キャストフィール・パワー

35〜65gのプラグ、40〜80gのメタルジグが扱いやすく、快適にフルキャストできます。またレングスがあるため遠投性能も抜群でぶっ飛びます!

調子はレギュラー寄りのテーパーでガチガチに硬いロッドではなく、魚をかけた際はキレイなベントカーブを描いて曲がってくれしっかりとタメが効く感じ。

またブリならパワーファイトで寄せれるパワーもあります。堤防や沖堤防がメインであればパワーはMHで良いかもしれません。

5kg以上の大型ヒラマサやカンパチをターゲットにするのであれば、もう少しパワーのあるロッドをおすすめします。

106Hに合わせるリールは、ダイワなら3500か4000番、シマノなら5000か6000番がベストマッチだと思います。PE4号を使用されるのならダイワ4500番、シマノ8000番もありだと思います。

●ショアスパルタン スタンダード106H

ショアスパルタン スタンダードにおすすめのリール

●ダイワ ブラストLT

LTモデルでスーパーメタルボディ搭載の高剛性SWリール。6000番はPE3号が300m巻けるスペックで自重は驚きの370gと軽量。

●ダイワ キャタリナ

ソルティガに勝るとも劣らない「キャタリナ」。こちらもスーパーメタルボディ搭載で高剛性のリール。ラインローラーにもマグシールドボールベアリングを搭載。

さいごに

自分はプラグ用が欲しかったので106Hを購入しましたが、100MHであればジグもプラグも使いやすいオールラウンドなロッドだと思います。

これから本格的にショアジギングを始めようとお考えの方は、「ショアスパルタンスタンダード」もぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

●ショアスパルタン スタンダード100MH