ダイワの小型スピニングリール「クレスト」は、低価格でありながら性能は申し分のないスペックを備えており、エントリーモデルとして人気が高いリールです。
そんなクレストがLTコンセプトにリニューアルされ新しく発売されます。
“LT(LIGHT&TOUGH)”とはもうみなさんご存じの通り、軽くて強いというコンセプトのリール。
2500番比では前作よりマイナス40g(275g⇒235g)の軽量化を実現しています。
これからルアーフィッシングに挑戦したい方は要チェックのリールです!
同じように最近リニューアルされた「レブロスLT」との違いなど、今回は「クレストLT」と「レブロスLT」を比較してみました。
20クレストがLTモデルにリニューアル
LT化以外にもドラグシステムにATD(オートマチックドラグシステム)や、ロングキャストABSを搭載しており、ドラグ性能・飛距離も前作より向上しています。
デザインも一新されスタイリッシュになっています。前作はボディがシルバー基調でしたが、今作よりネイビー基調になっており高級な印象を受けます。
「クレスト」と「レブロス」を比較
スペック
ライトゲームでよく使用される2000番でスペックを比較してみます。
クレストLT2000S | レブロスLT2000S | |
---|---|---|
巻取り長 | 68cm | 68cm |
ギア比 | 5.2 | 5.2 |
自重 | 215g | 200g |
最大ドラグ | 5Kg | 5Kg |
ベアリング ボール/ローラー |
4/1 | 4/1 |
本体価格 | 6,400円 | 8,700円 |
自重を比較すると「レブロス」のほうがマイナス15g軽くなっています。他の番手に関しても15~20gほど「レブロス」の方が自重は軽くなっています。
しかしベアリング数は同じで本体価格は2,300円の差額があり、「クレスト」がどれだけハイバリューな価格帯なのかが伺えますね。
実売価格はアマゾンで調べたところ、レブロスLTは6,500円(2020年7月Amazon調べ)。クレストLTはまだ発売されていませんが、おそらく実売価格で5,000円ほどになるのではないでしょうか。
テクノロジー
次にリールに搭載されている機能・仕様を比較してみます。
クレストLT | レブロスLT | |
---|---|---|
LTモデル | 〇 | 〇 |
ATD | 〇 | 〇 |
タフデジギア | 〇 | 〇 |
スプール | LC-ABSスプール | LC-ABSスプール |
マグシールド | ― | ― |
ワンピースベール | ― | 〇 |
ラインナップ
次にラインナップですがどちらの機種も全12種類ありますが、微妙にラインナップ、ギア比が違います。
※異なる番手は赤字で表記しています。
クレストLT | レブロスLT |
---|---|
LT2000 | LT1000S |
LT2000S | LT2000S |
LT2500 | LT2000S-XH |
LT2500S | LT2500D |
LT2500S-XH | LT2500S |
LT3000-C | LT2500S-H |
LT3000-CXH | LT3000D-C |
LT4000-C | LT3000-CH |
LT4000-CXH | LT3000S-CH-DH |
LT5000-C | LT4000-CH |
LT5000-CXH | LT5000D-CH |
LT6000-H | LT6000D-H |
■ LTシリーズ製品 品番の読み方
出典:ダイワ
2000Sと2500S以外はラインナップが異なります。クレストは6000番を除いてノーマルギアかエクストラハイギア、レブロスはノーマルギアかハイギアとなっていますね。
XH(エクストラハイギア)とH(ハイギア)では、ギア比が異なりハンドルを1回転した際の巻取り長が変わってきます。
まとめ
クレストLTとレブロスLTを比較してみましたが、大まかに振り返ると
今回新しくなったクレストLTは、エントリーモデルながらクオリティ抜群!コスパ抜群のスピニングリール!
エントリーユーザーにとっては申し分のないスペックがあり、デザインもスタイリッシュ。人気が出ることは間違いなさそうですね!
最後までご覧いただきありがとうございます。
■ クレストLT
■ レブロスLT