シマノが製造しているツインパワーには、「ツインパワー(無印)」、「ツインパワーSW」、「ツインパワーXD」の3種類のモデルがありあります。
その中の1つ「ツインパワーXD」は2017年に発売され、軽さと剛性の高さが魅力のスピニングリール。
今まではダイワのリールが多かったのですが、17ツインパワーXDを使ってからはシマノの虜になってしまいました。
ライトショアジギング、シーバス用に購入してから、半年間使用してみたインプレを紹介したいと思います。
17ツインパワーXDについて
過剰なほどの耐久性(XD=extreme durability)をキーワードにチューンされた、新たなるツインパワーが誕生!
これまでの常識を覆すほどタフさを備えた一台に仕上がっている。
出典:シマノ
シマノのホームページにも記載されているように、ツインパワーXDは耐久性がウリのリールですが、Xプロテクト搭載により防水性能も向上しています。
ラインナップはC3000~C5000番の4種類のみとなり、シーバス、サーフ、ライトショアジング、オフショアのライトジギングに使用できる番手が揃っています。
スペック
品番 | ギア比 |
(kg) |
自重(g) | スプール寸法 (径mm/ ストロークmm) |
|
最大巻上長 (cm/ ハンドル1回転) |
ハンドル長 (mm) |
ベアリング数 S A-RB/ ローラー |
本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
C3000HG | 6.0 |
|
235 | 46.5/14.5 |
|
88 | 55 | 9/1 | 48,500 |
C3000XG | 6.4 |
|
235 | 46.5/14.5 |
|
93 | 55 | 9/1 | 48,500 |
4000XG | 6.2 |
|
290 | 51/17 |
|
99 | 57 | 9/1 | 49,500 |
C5000XG | 6.2 |
|
300 | 53/17 |
|
103 | 57 | 9/1 | 49,500 |
出典:シマノ
技術特性
- HAGANEギア
- HAGANEボディ
- X-SHIP
- X-PROTECT
- AR-Cスプール
- NEWマグナムライトローター
- チタンワンピースベール
- Gフリーボディ
- カーボンクロスワッシャー
17ツインパワーXD4000XGのレビュー(インプレ)

巻き心地
シマノのスピニングリールには、コアソリッドシリーズとクイックレスポンスシリーズの2種類があります。
そしてツインパワーXDはクイックレスポンスシリーズ。
ハンドルを回してみると、ほんと巻きが軽いっ!さすがマグナムライトローター!
エクストラギアは巻きだしが重い印象があったのですが、なんのその軽い軽い!ほんとにエクストラギア?って感じです。
それでいて巻き心地はシルキー。ハンドルを回すとしっかりギアが噛み合っている感じがします。
標準でEVA製ラウンドノブが装備されているのは嬉しいところ。
重量感
4000番で290gの自重があるため軽い部類には入りませんが、Gフリーボディのおかげか重さは数字ほど気になりません。
9~10ftのシーバスロッド(M~)、ライトショアジギングロッド(M)であればタックルバランスも良いと思います。
ドラグ性能
ドラグ性能ももちろん良く、 青物の急な突込みにも必要に応じてドラグが出てくれ、ラインブレイクを防いでくれます。
また滑り出しも滑らかで、さすがシマノの上位機種。
さいごに
ツインパワーXDのラインローラーは、自分で専用グリスを塗りメンテナンスできるところも魅力!
基本メンテナンスは釣行後の水洗いのみですが、ラインローラーからの異音、潮噛みなど今のところはありません。
ツインパワーXDを買っておけば、後悔することはないでしょう。もちろんステラやバンキッシュは良いのは当たり前ですが、コスパ、性能を考えるとこのリールで十分満足。
17ツインパワーXDは軽さと剛性を兼ね備えたリールです。
C3000番はシーバスやロックフィッシュ、4000、C5000番は30g、40gのメタルジグなどを使ったサーフや、ライトショアジギングにピッタリなリールだと思います。
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